
桜坂洋氏のライトノベル小説『オール・ユー・ニード・イズ・キル』をトム・クルーズ主演で実写化したハリウッド映画『Edge of Tomorrow(日本では原題そのままで『オール・ユー・ニード・イズ・キル』)』。
映画化する際に幾つかの改変が行われ、特にラストは原作と大きく違っています。
海外のサイトで原作小説と漫画の違いを紹介していました。
※映画、原作両方のネタバレが含まれているので注意してください
引用元:9 Interesting Ways Edge of Tomorrow/Live. Die. Repeat. Differs from its Source Material、cinemablend.com
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※違いについての解説は抄訳です
1.原作の主人公は臆病者の広報担当ではなく、20歳の新兵

2.リタのキャラがちょっと違う


原作では彼女は主人公の出身国に興味を示し、日本について奇妙な質問をする。
映画の彼女は優れた兵士ではあるがスーパーヒューマンでないのに対し、原作では殺害したギタイの実に50%が彼女の手によるものだ
3.ジャケットがかなり違う

※下段はアメリカのグラフィックノベル版

※下段はアメリカのグラフィックノベル版
映画でがっかりした点の1つで、原作版のジャケットはカーボン素材をふんだんに使い、クールな兵器を装備した
完全なメカスーツになっている。
4.原作のギタイはもう少し複雑である

※下段右はアメリカのグラフィックノベル版

※下段右はアメリカのグラフィックノベル版
原作のギタイはカエル的な顔で、生物学的にヒトデに似ている。
触手は使わず、高速で飛来して正確にボディで攻撃する。
5.原作にしか出てこないキャラもいれば、映画にしか出てこないキャラもいる


ウィリアム・ケイジがループするきっかけになったブリガム将軍は小説には出てこない。
キッチン担当のレイチェル・キサラギは原作にのみ登場し、整備兵のシャスタ・レイルは映画には登場せず、映画ではその代わりにメカよりもむしろギタイの生態に詳しいDr.カーターが登場している。
6.ビル・パクストン演じるキャラは完璧に別人になっているが、どちらにせよかっこいい


映画でビル・パクストンが演じているファレウ曹長はケンタッキー出身だが、原作のバルトロメ・フェレウは日系ブラジル人だ。
原作でキリヤの仲間だったヨナバル・ジンは映画だとアロハシャツの変人、ジャケットに骸骨模様をペイントしてる変人、タフで変人な女性というキャラになっている。
8.子供の死

※右はアメリカのグラフィックノベル版

※右はアメリカのグラフィックノベル版
映画でウィリアム・ケイジは基地を脱走してロンドンのパブに逃げ込んだが、原作でキリヤが基地から逃げたのは東京郊外で、そこの橋の上で老人と孫娘がギタイに殺される瞬間を目撃する
9.原作のエンディングは映画版よりもビターエンドである

※日本の漫画版『アール・ユー・ニード・イズ・キル』は英語版が出版されている

※日本の漫画版『アール・ユー・ニード・イズ・キル』は英語版が出版されている
映画ではギタイのボスはアルファとオメガであるが原作ではサーバとアンテナになっている。
原作では死の直前にサーバを殺したキリヤはアンテナとなったが、リタもまたアンテナであり、ギタイとの戦争に勝利するにはキリヤがリタと戦い、殺さなくてはいけないと判明する。
●dnjscott
この映画かなり好きだわ。
嫌いだった役者を好きになった位。
●CanadianPez
原作が本当に好きなんだ。
映画版もハリウッド的ハッピーエンド以外は好きだよ。
漫画も出てるけど、まだ読む機会がないね。
●troi
映画『Edge of Tomorrow』は素晴らしい映画化だったな。
変更も理由がないわけじゃないし、映画を作ったスタッフも原作が好きだったんじゃないかな。
●FakeAssName
指摘したい事は1つ。
この本のコンセプトは、テレビゲームを遊ぶ時に最初は何も知らなくて何度も死んでいきながらスキルを磨いていく所から出てきてるんだと思う。
●LYT
↑映画の『恋はデジャ・ブ』からじゃなくて?
●FakeAssName
↑それはないな。
原作のあとがきで作者がこの本は『魂斗羅』や西洋のFPSのように使用キャラが何度も死んでその度にリセットするけど自分自身はそれまでのゲームを記憶しているというところから着想を得てると書いてたからね。
●AFMG
この映画はコンセプトや演技が本当に良くて好きだ。
トム・クルーズが良かった!
●danielnyari
本から映画にする際に色々問題があったなんて一度も気にした事が無かった。
映画化は変更を要するんだな。
今回は全部良い変更だったと思う。
●John Wilkey
映画版のエンディングが好きな理由は2つ。
リタの性格が一貫して同じままだったという事と、最後でリタが生きていた事にケイジが微笑んだ時のリタの対応はオフィサーに対するもの以外の何ものでもなかったけど、それが良かったという所。
●AvatarIII
もしケイジがオメガを発見した時にリタが即ケイジを撃っていたら、脱出するよりも良い展開になってたんじゃ。
リタは何度もケイジを殺したこともある位無慈悲なのに、なんでそうしなかったのか分からない。
●fanfan
↑
見つけた後はケイジを殺す必要もないし。
見つけたら後はパリに行ってオメガを殺すだけなのに、何で殺す必要がある?
確かに彼女は無慈悲だけど、それはちょっと行きすぎだと思うし。
●DanielM_113
↑リタと博士はケイジが事故で血液を失ったりする前に殺せるように自爆用のジャケットみたいな自決装置を見に付けさせておくべきだったんじゃ。
●Johnathan Henning
ケイジがリセット能力を獲得したビーチ侵攻作戦以降、ケイジは一度もアルファの血液を浴びていない事に気付いただろうか。
つまり、ケイジは死んでいくアルファの血を吸収して、アルファと置き換わったという事だ。
だからケイジがリセットした時からアルファは消えてしまったんだ。
で、ケイジがオメガの血に感染した時、リセットポイントのもっと前の時間、ビーチ侵攻の何時間も前に飛んだだけじゃなく、オメガとも置き換わったから新たなリセットポイントからオメガが消えたという事でもある訳だ。
だから、ケイジがヘリの中で目覚めた時点でギタイはそのブレーンであるオメガを失っていたという訳だ。
●Juan
↑自分はその節には同意できないな。
アルファが以後登場していないのは消えたからじゃなくて破壊されないようにどこかに去ったからでは。
ギタイには時間をリセットする力があるんだから。
ラストでケイジが時間を巻き戻った時にオメガが死んだままだったのは映画のミスだと思う。
●fanfan
↑ギタイにそんな力はないよ。
時間をリセットできるのはオメガだ。
ケイジはその力を持ってしまったと一人なわけだ。
残りのギタイは言ってみれば軍隊の様なもので、オメガが死んでしまえば残りのギタイも死んでしまうんだ。
自分の解釈だとなんでオメガが死んだままだったかと言うとオメガは実際には存在していなくて、データの塊であるパワーそのものだったからなんじゃないかな。
トム・クルーズがそのパワーと共に時間旅行をしたせいで、存在できなくなって死んだとか。
●Deepak
>で、ケイジがオメガの血に感染した時、リセットポイントのもっと前の時間、ビーチ侵攻の何時間も前に飛んだだけじゃなく、オメガとも置き換わったから新たなリセットポイントからオメガが消えたという事でもある訳だ。
>だから、ケイジがヘリの中で目覚めた時点でギタイはそのブレーンであるオメガを失っていたという訳だ。
同意するけど、1点追加したい。
最後のリセットポイントは”アルファに殺される前の時間にオメガの血に感染したから前の時間に戻った”のではなく、オメガとケイジの因果が起こった時間に飛ばされたんだと思う。
ケイジが広報担当だった時、彼は戦争に直接(物理的に)関係していなかった。
飛行機で目覚める前、彼はオメガの延長であるアルファと直接繋がる一切の可能性もなかったわけで、リセットポイントはそれより前に設定できなかったんだと思う。
●jjjjjhok
自分としてはケイジとリタは両方共死んで、J分隊の誰かが生き残って人類の救世主になった2人の話を語り継ぐという展開の方が良かったかな。
●justinmarcus
ギタイはケイジが必ずビーチ侵攻の直前に戻るように調整していた。
ケイジがオメガを吹き飛ばしたことで戦場に送られる前のタイムラインまで戻ってしまったんだな。
●Venus
トム・クルーズはまたも自分を犠牲にして世界を救ったか。
2作もそういうのがあるのはちょっと多すぎなんじゃ。
●John the Dude
1つプロットに穴が。
ケイジがループ能力を失って他のアルファが殺される前にオメガを殺そうとしてたけど、なんでオメガは同じようなリセット戦略をするために自らアルファを殺さなかったんだ?
●Walter Zambotti
↑オメガがアルファを殺すのはケイジがループ能力を失った時だ。
ケイジが力を失うまではオメガがループによって彼を生かし続けるわけだ。
多分オメガはケイジが能力を失った事を知らなくて、だから別のアルファを殺さなかったんじゃないのかな。
もしケイジがループ能力を失っている事にオメガが気付いていれば、オメガは別のアルファを殺してたと思う。
●Reza Atabaki
最初にアルファが死んだ時、ケイジが死ぬまで時間はリセットしなかった。
(ほとんど同時ではあったけど、リセットするためにはケイジが死ぬ必要があった)
だからこの場合もケイジが死ぬ必要があるというルールが適用されるんじゃないかな。
●K.A.L
原作は映画よりももっとシリアスだ。
そこが危険な所でもあったから、映画はもっと楽しい感じにして面白いシーンを増やしたわけだ。
エンディングも悲劇的な展開よりもあってたと思うよ。
原作とは違ったエンディングではありますが、人類を救ったケイジの功績は消えてしまい、ケイジとリタの関係も同様に消えてしまったというのはある意味ビターと言えるかも。
それもで平和になった世界でケイジとリタに新たな展開が待っている事を匂わせる良エンディングだった気も。
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ちなみに原作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』はアメリカで日本の漫画版が英訳されているほか、グラフィックノベルとしても出版されています。
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